IPO投資って聞いたことあるけど、具体的にどうやればいいのか分からない・・・
大丈夫!1度やり方を覚えてしまえば小学生でもできる簡単な作業です!
IPO投資って何?
IPO投資法とは、『IPOのブックビルディング(抽選)に申し込みをして、初値の値上がり益を狙う投資法』です。
IPOのしくみを簡単にまとめると、「企業が株式市場に新規で公開しよう(IPO)とする際に、公募という形で一般の投資家に株が売り出されます。
IPOは人気化することが一般的なため、IPOの初値は、公募価格より上回ることが多いです。そこで、事前にIPO株を抽選で当て、その株が上場したときに売ることで、その差額を儲けようというもの」です。
一般的にIPO投資では資金を多く持っている投資家が有利とされています。資金があれば買える口数も多くなり、IPOに当たる確率も上がるからです。
ちなみに、私の友人はIPO投資で2億円運用しています。でも、普通のサラリーマンは2億円なんて大金を運用することはできません。せいぜい貯金から出せても100万円ほどでしょう。
SBI証券におけるIPO投資のルール
SBI証券のIPO抽選のしくみを解説します。
SBI証券に割り当てられたIPO株は、優先配分とネット抽選に分けられますが、ネット抽選の70%は完全抽選によって行われます。
この抽選は、たくさんの株数で申し込んだ方がIPOに当たりやすくなっています。残りの30%はポイント抽選によるものです。これはIPOチャレンジポイントの多い順に当選者を決める方式です。言い換えると、ポイントが多い順に当選するので、長い目で見れば、(ルール変更がない限りは)どこかで必ず当たります。
IPOチャレンジポイントの貯め方ですが、IPOに申し込んで“はずれる”と、IPOチャレンジポイントが「1ポイント」手に入ります。
このポイントをコツコツためていき、ここぞというときに使うと、IPO当選に期待ができます。
IPO実践編
まずは全体像を説明します。
たったこれだけです!
①②は最初に一度やってしまえば終わりなので、実質やるのは③と④だけ!⑤は一年に一回、利益が最大限に出そうな株に申し込みましょう。
ここからは細かく書いていきますね!
①SBI証券に登録
最近は100万円の利益を出す株は最低200ポイントは必要です。そして一年で開催されるIPOは80〜100件。年間100ポイント全て貯めても3年目でやっと100万円株が狙えます。
※一度IPOポイントを使って当選してしまうと(当然ですが)IPOポイントはなくなるので、一から貯め直さなければいけません。
②30万円ほど証券口座に預ける
2019年のIPO実績を見るとほとんどが一株3,000円以下です。
ちなみに買えるのは100株から。なので30万あればほとんどの銘柄に応募することが可能になります。
③IPO公募時期を確認し、応募する
ここからが心を無にして取り組む作業になります。
まずIPOの公募時期ですが、SBI証券のIPOページに行けば公募予定時期が記載されています。
その期間に応募ボタンをクリックすれば終了です。下を参照下さい!
これをひたすら繰り返しIPOチャレンジポイントを貯めます。
SBI証券以外のIPO投資おススメ証券会社
SBI証券でIPOポイントを貯めつつ、他の証券会社でもIPOにチャレンジしましょう。
でも、口座に預けるお金がないよ・・・
たしかにIPO資金に数百万円使える人は少ないですよね。
でも大丈夫!口座に資金を入れなくてもIPOにチャレンジできる証券会社を紹介します。
口座に資金がなくてもIPOにチャレンジできる証券会社
IPO当選の秘訣は口座数の多さと継続力です。
資金がなくてもIPOにチャレンジできる証券会社は貴重なので、絶対に下の4社は登録しましょう。
松井証券
2019年のIPO取扱数は21社と、前年から大幅アップ! しかも、事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができる。配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できるのもメリットだ。また、2019年12月に株の売買手数料を改定し、1日50万円までの取引なら手数料0円となったので、IPO当選後の売却も低コストで行うことができる。
DMM株
国内株式と外国株のトレードに特化したネット証券で、最大のメリットは売買手数料の安さ。1約定5万円までなら50円(税抜)で売買可能! 大手ネット証券と比較すると、約定金額が大きいほど割安度が高い。また、売買手数料の1%分のポイントが貯まるのもメリットだ。取引ツールは、シンプル機能の「DMM株 STANDARD」と高機能な「DMM株 PRO」の2種類。スマホ用アプリも「かんたんモード」と「ノーマルモード」を使い分ける形になっており、初級者から中上級者まで、あらゆる個人投資家にとってトレードしやすい環境が整っている。2019年2月からIPOの取り扱いもスタート。委託販売のみなので割当数は少なめだが、口座に資金がなくてもIPOの抽選に申し込めるのは大きなメリット。新規口座開設で1カ月間手数料無料。また、口座開設完了者の中から抽選で毎月10名に2000円がキャッシュバックされる。口座開設手続きが迅速で、最短で申し込んだ当日に取引が可能になる点も便利。
野村證券
取り扱い数はSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップクラス!
国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。
毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら、絶対に口座を開いておきたい証券会社
岡三オンライン証券
「岡三証券」と同じグループに属するネット証券。2017年秋から「岡三証券」が引受シ団に入ったIPO銘柄はすべて「岡三オンライン証券」で取り扱うことに。「岡三証券」がIPOの取扱拡大に乗り出したこともあり、取扱銘柄数が急増。2019年は35社ものIPO株を取り扱った。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。
上で紹介した4社は、口座資金ゼロでもIPOチャレンジができますが、IPOに当選した場合は口座に資金を入れなければいけません。
口座に資金を入れてIPOにチャレンジできる証券会社
資金に余裕のある方は下の証券会社もおススメです。
口座開設にお金がかかるわけではないので、口座の数は多ければ多いほど、IPOに当選する確率が増します。
楽天証券
最近になってIPOに力を入れだしているのか、2019年のIPO取扱数は26件と例年の倍以上に! 2020年のIPO取扱数にも期待したい。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が改定され、1日50万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得。
マネックス証券
取引手数料が業界最安値水準でありながら、リスク管理に便利な自動注文が充実しています。また、問い合わせ時の対応も非常に良く、株初心者におすすめできる証券会社になります。
IPOは、幹事数が多く100%の平等抽選です。
コメント